フリーランス・合同会社の会計ソフト比較2026年マネーフォワード・freeeに年間3万円払うより賢い選択
- ラミナ

- 18 時間前
- 読了時間: 10分
目次
この記事のまとめ(30秒で読める)
会計帳簿が必要な理由 — 業種を問わず全員対象
法律で定められた必要書類一覧
会計ソフト比較:マネーフォワード vs freee vs GK帳簿Pro
写真業特有の経費処理ガイド
インボイス制度と写真家への影響
個人事業主 vs 合同会社:どちらに向いている?
よくある質問
この記事のまとめ(30秒で読める)
フリーランス写真家・合同会社(GK)に必要な会計帳簿は法律で定められています。 マネーフォワード・freeeは年間2〜3万円かかるうえ、写真業に特化しておらず機能が過剰です。 GK帳簿Proは¥4,900の買い切りで、仕訳帳・総勘定元帳・貸借対照表・インボイス対応・ 車両按分・機材減価償却まですべてHTMLファイル1つで管理できます。 月額料金ゼロ、ネット不要、入力件数制限なし。
会計帳簿が必要な理由 — 業種を問わず全員対象
「税理士に任せているから自分は関係ない」「売上が少ないから簡単な記録でいい」 そう思っているフリーランス・個人事業主・法人経営者の方、実は会計帳簿の作成は業種に関係なく法律上の義務です。 写真家であれ、デザイナーであれ、コンサルタントであれ、ライターであれ、条件は同じです。
合同会社(GK)・株式会社を設立している場合は会社法第432条により会計帳簿の作成と10年間の保存が義務付けられています。 個人事業主として青色申告する場合は所得税法第148条により複式簿記での記帳が必要です。
⚠️ 注意
帳簿がない状態で税務調査が入った場合、税務署は推計課税(業界平均などから収入を推定)で課税できます。 推計額はほぼ確実に実際の所得より高く計算されます。帳簿は「面倒な作業」ではなく「自分を守るための記録」です。これはすべての業種に共通するリスクです。
すべてのフリーランス・法人に共通する3つの基本義務
複式簿記での記帳:青色申告65万円控除を受けるには、単式簿記ではなく複式簿記(借方・貸方)での帳簿作成が必須です
インボイス制度への対応:2023年10月から始まったインボイス制度は業種に関わらず法人クライアントとの取引全般に影響します
7〜10年の帳票保存:領収書・請求書・帳簿はすべて法律で保存義務があります。「捨ててしまった」では済みません
さらに、写真家・映像クリエイター特有の追加ポイント
GK帳簿Proが写真業に特化して搭載している機能は、一般的な会計ソフトでは対応が薄い領域です。
機材の固定資産管理:カメラ・レンズ・照明機材・ドローンなど10万円以上の物は「固定資産」として耐用年数にわたって減価償却する必要があります。GK帳簿Proには写真機材のプリセット(カメラ5年・照明6年・パソコン4年など)が標準搭載されています
車両費の業務按分:撮影現場への移動・機材運搬で車を使う場合、業務走行と私用走行を分けた走行記録が必要です。GK帳簿Proの走行記録機能が自動で按分率を計算し、仕訳帳への転記まで行います
アシスタント報酬の源泉徴収:フリーランスのアシスタントやヘアメイクへの支払いには10.21%の源泉徴収義務があります。これを怠ると税務調査で追徴課税を受けます
前受金(手付金)の正しい処理:ウェディングなど事前に入金を受ける業態では、入金時に「売上」ではなく「前受金」(負債)として処理し、撮影完了後に売上へ振り替える必要があります
GK帳簿 Pro について
GK帳簿Proはすべての業種のフリーランス・合同会社・個人事業主が使用できます。 写真業に特化したプリセット・按分計算ツールも搭載しており、特に機材の多いクリエイターや 車で現場移動するすべての業種(カメラマン・映像制作・建設・訪問サービス等)に有用です。
法律で定められた必要書類一覧
合同会社・株式会社を運営している場合、以下の書類がすべて法定要件です。業種は関係ありません。 「知らなかった」は通用しません。
書類名 | 根拠法令 | 保存期間 | 内容 |
仕訳帳 | 会社法第432条 | 10年 | 全取引の時系列記録 |
総勘定元帳 | 会社法第432条 | 10年 | 科目別の残高履歴 |
現金出納帳 | 会社法第432条 | 10年 | 現金の入出金記録 |
売掛金元帳 | 会社法第432条 | 10年 | 未回収の請求管理 |
買掛金元帳 | 会社法第432条 | 10年 | 未払いの支払管理 |
損益計算書 | 法人税法第126条 | 7年 | 年間収益・費用の集計 |
貸借対照表 | 法人税法第126条 | 7年 | 期末の財務状況 |
固定資産台帳 | 法人税法第126条 | 7年 | 機材の減価償却管理 |
課税仕入帳簿 | 消費税法第58条 | 7年 | 消費税申告の根拠 |
ℹ️ 個人事業主の場合
個人事業主として青色申告する場合も、65万円の特別控除を受けるには上記と同等の複式簿記帳簿の作成が必要です。 科目名が一部異なります(元入金・事業主貸・事業主借など)。
会計ソフト比較:マネーフォワード vs freee vs GK帳簿Pro
2025年時点の実際の料金と機能を比較します。 ※各社の料金は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
比較項目 | マネーフォワード スモールビジネス | freee スターター | GK帳簿 Pro |
料金 | ¥26,400/年 | ¥23,760/年 | ¥4,900 買い切り |
仕訳件数 | 有料プランでも制限あり | 有料プランでも制限あり | 無制限 |
オフライン動作 | ✗ 要インターネット | ✗ 要インターネット | ✓ 完全オフライン対応 |
データ保存場所 | 他社サーバー | 他社サーバー | 自分のファイル |
車両按分計算 | ✗ 別途対応必要 | ✗ 別途対応必要 | ✓ 標準搭載 |
機材減価償却 | △ 基本機能のみ | △ 基本機能のみ | ✓ 写真機材プリセット付き |
個人カード経費整理 | ✗ 手動対応 | ✗ 手動対応 | ✓ 専用セクション搭載 |
個人事業主・法人両対応 | ✓(別プラン) | ✓(別プラン) | ✓ 同じ価格で両方付属 |
3年間コスト | ¥79,200 | ¥71,280 | ¥4,900 |
✅ まとめ
月額課金ソフトに3年間払い続けると約7〜8万円になります。GK帳簿Proは¥4,900の買い切りで、 写真業に必要な機能に特化し、オフラインで永久に使えます。 その差額でカメラの単焦点レンズが買えます。
写真業特有の経費処理ガイド
1. カメラ・レンズ・機材の経費化
機材の経費処理は購入金額によって方法が変わります。
10万円未満:購入年に全額「消耗品費」として経費計上できます
10万円以上30万円未満:中小企業特例(租税特別措置法第28条の2)で一括経費化できる場合があります(要確認)
30万円以上:固定資産として計上し、耐用年数にわたって減価償却します
機材種別 | 耐用年数 | 年間償却率(定額法) |
カメラボディ・レンズ(器具備品) | 5年 | 20% |
パソコン・Mac(電子計算機) | 4年 | 25% |
照明機材・ストロボ(器具備品) | 6年 | 16.7% |
ドローン(航空機) | 5年 | 20% |
⚠️ 重要
会社設立前に購入した機材も、設立時の時価(フリマサイト等の相場価格)で固定資産として引き継ぐことができます。 原始の領収書は不要ですが、時価の根拠を記録しておいてください。
2. 車両費の按分計算
撮影現場への移動・機材運搬に車を使っている写真家は、業務使用割合に応じて車両費を経費化できます。
記録すべき内容:日付・出発地・目的地・走行距離・業務目的・同乗者(クライアント名)
対象費用:ガソリン代・駐車場代・自動車保険・車検費用・減価償却費・高速代
計算式:年間車両費合計 × (業務走行距離 ÷ 総走行距離)= 経費算入額
ℹ️ 税務調査での確認
税務調査では走行記録の提示を求められます。記録がない場合、車両費の全額が否認されるリスクがあります。 GK帳簿Proには走行記録の自動按分計算機能が搭載されています。
3. アシスタント・外注費と源泉徴収
フリーランスのアシスタントやヘアメイクアーティストに報酬を支払う場合、 原則として報酬額の10.21%を源泉徴収する義務があります。
源泉徴収した金額は翌月10日までに税務署に納付します
納付を怠ると税務調査で会社が追徴課税を受けます
法人に外注する場合は源泉徴収不要です
4. ウェディング撮影の前受金処理
挙式前に手付金を受け取った場合、受取時点では「前受金」(負債)として処理します。 撮影完了・データ引き渡し後に「売上高」に振り替えます。
前受金を受取時に売上計上してしまうと、税務調査で指摘される原因になります。 役務提供完了日(通常は最終納品日)が売上計上日です。
インボイス制度と写真家への影響
2023年10月から始まったインボイス制度(適格請求書等保存方式)は、写真家のビジネスに直接影響します。
インボイス登録すべき写真家のケース
広告代理店・制作会社など法人クライアントに撮影を請求している
商業撮影・企業の製品撮影などB2Bメインで活動している
年間売上が比較的大きく、クライアントから登録を求められている
登録しなくてもよいケース(慎重に判断)
個人客(新郎新婦・家族)のみを相手にするウェディング・家族写真専門
年間売上が少なく、クライアントが全員個人(一般消費者)の場合
🚨 未登録の場合のリスク
法人クライアントは未登録の写真家への支払いで仕入税額控除ができません。2026年9月まで80%、2029年9月まで50%の軽減措置がありますが、その後は0%になります。 法人クライアントとの取引が多い場合は早めに登録を検討してください。
インボイスの必要記載事項(7項目)
発行者の氏名・名称
登録番号(T+法人番号13桁)
取引年月日
取引内容(軽減税率対象の場合はその旨)
税率ごとに区分した対価の額
税率ごとに区分した消費税額
書類の交付を受ける事業者の氏名・名称
個人事業主 vs 合同会社:写真家はどちらを選ぶべきか
法人化するかどうかは、売上規模・クライアント属性・将来計画によって変わります。 一般的な目安を解説します。
比較項目 | 個人事業主 | 合同会社(GK) |
設立コスト | 0円(開業届のみ) | 約10万円(登録免許税6万円+他) |
税金の計算 | 所得税(累進課税、最大45%) | 法人税(約23%)+役員報酬への所得税 |
節税効果 | 青色申告65万円控除 | 役員報酬・退職金・社宅など多様な節税手段 |
社会的信用 | 低め(個人との契約) | 高い(法人との契約) |
法人化のタイミング目安 | 年間売上が500〜700万円を超えた頃が一般的な目安 | |
GK帳簿Proは法人版と個人事業主版の両方が¥4,900で付属します。 個人事業主として始めて将来法人化する予定の方も、最初から正しい複式簿記で記帳できます。
GK帳簿 Pro — 法人版+個人事業主版セット
マネーフォワード・freeeの代わりに。買い切り、サブスクなし。
¥4,900
法人版・個人事業主版 両方付属 | PDFマニュアル付き | 永久利用可能
よくある質問
Q: 写真家・カメラマンに必要な会計帳簿はどれですか?
A: 合同会社(GK)の場合、仕訳帳・総勘定元帳・現金出納帳・売掛金元帳・買掛金元帳(会社法)、損益計算書・貸借対照表・固定資産台帳(法人税法)、課税仕入帳簿(消費税法)の9種類が法律で義務付けられています。個人事業主で青色申告(65万円控除)を受ける場合も同等の複式簿記帳簿が必要です。
Q: フリーランスカメラマンは青色申告できますか?
A: はい。開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出することで青色申告特別控除(最大65万円)を受けられます。65万円控除には複式簿記が必要です。GK帳簿Proの個人事業主版は複式簿記に対応しており、青色申告に必要な帳票を自動生成します。
Q: 写真家の車両費はどう経費にしますか?
A: 業務目的の走行距離を記録し、総走行距離に占める業務走行割合(按分率)を計算します。その割合をガソリン代・保険料・車検費用・減価償却費などに掛けた金額を経費計上できます。税務調査では走行記録の提示を求められます。
Q: 写真家のカメラ・レンズは経費になりますか?
A: なります。10万円未満は消耗品費として全額経費化できます。10万円以上は固定資産として計上し、耐用年数(カメラ・レンズは5年が目安)にわたって減価償却します。業務専用であれば100%経費算入できます。
Q: マネーフォワードやfreeeとGK帳簿Proは何が違いますか?
A: マネーフォワード・freeeは年間2〜3万円のサブスクリプションで、大企業向けの機能も多く写真家には過剰です。GK帳簿Proは¥4,900の買い切りで、写真業特有の機能(機材減価償却プリセット・車両走行記録・アシスタント按分)に特化しています。オフライン動作、入力件数無制限、データは自分のファイルに保存される点も異なります。
Q: 写真家にインボイス登録は必要ですか?
A: 法人クライアントに撮影を請求している場合は登録を強く推奨します。未登録の場合、クライアントが仕入税額控除を受けられず、取引上不利になる可能性があります。個人客のみ相手にするウェディング・家族写真専門の場合は影響が少ないです。年間売上が1,000万円未満でも任意で登録できます。
合同会社RAMINKI 編集部
私たちは大阪を拠点とするフォトスタジオとして、実務の中で得た経験や実際に使用しているツールを共有しています。 現場ベースの知見をもとに情報発信を行っていますが、本記事は一般的な参考情報を目的としており、個別の税務・法務アドバイスを提供するものではありません。 具体的な判断については、税理士・弁護士等の専門家へご相談ください。



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